

年齢や性別、臓器にかかわらず、様々な健康問題を総合的かつ継続的に診療する医師 が家庭医です。患者さんの身体や心の状態だけで病気を診るので なく、病気の背景にある家族や地域性にも目を向け総合的に診断するのが特長です。地域の健康を支えるパートナーとして何年もお付き合いを続けていくなかで、その時の状況にあった医療を提供します。


- プライマリ・ケアを実践する家庭医を目指したい方
- 将来へき地や離島医療、地域医療に貢献したいと考えている方
- 性別や年令に関わらず地域の健康増進に関わっていきたい方
- 日本の将来を見据え超高齢地域の医療を経験したい方
- 将来ファミリークリニックなどの開設をお考えの方
- 将来開業を考え、プライマリケアを身に着けたい方
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |

- 質の高い地域医療を経験できます!
- 全科にわたるカンファレンスを実施!
- 専攻医が主役のチーム医療!

- 地域との連携を学べます
院内における各部署多職種でのチーム医療を学ぶことはもちろん、行政の保健福祉部門、保健所、消防本部、警察署や地域の介護保険施設との連携のための協議会や勉強会に参加し、地域における総合研修医の在り方を学びます。 - 地域保健の基本を学べます
地域住民への健康講話や地域リハビリテーション活動住民の生活や文化に触れ、地域保健の基本を学びます。 - 地域包括ケアの中心的役割として
当院の地域医療連携室には、新上五島町在宅医療・介護連携支援センターを併設しており、地域の保健医療関係者や関係機関、地域住民の相談窓口となっており、様々な場面で地域包括ケアの中心的役割に接することができます。

- 学術集会やセミナー、研修会へ参加
日本プライマリ・ケア連合学会等の関連する学会、日本医師会の生涯教育制度 等医療倫理、医療安全、感染対策、保健活動、地域医療活動等もしっかり学べます! - 地域ケアの推進のための検討会、
地域ケア会議などを院内外で開催

- 疾患だけを見るので なく患者さん、
そのご家族の生活背景まで総合的に診る - 性別や年令を問わず、ライフサイクルに
合わせた適切な医療の提供を学ぶ
これから日本が迎える超高齢社会が、この上五島地域ではすでに起こっています。高齢者の多くは慢性疾患と長く付き合うことに加え、複数の疾患に罹患しています。そのような方に対して、適切な医療や健康のアドバイスを行う医師がこれからの日本に求められています。治療を行うだけでなく、患者さんの生活背景にも目を向け、地域サービスと連携し、最適な医療、介護サービスを包括的に提供するためのリーダーシップをとるのが、家庭医です。
長崎県上五島病院はすべての患者が受診する施設であるため、幅広い診療能力が身につけられるのはもちろん、繰り返し受診頂くことで患者さんと距離の近い関係が自然と作れる病院です。また地域の保健、医療、福祉担当者の方々とも、顔の見える関係の中で連携してサービスを提供できるのも大きな特長です。
地域に溶け込み、住民の方々の生活に触れながら、様々な健康問題を総合的かつ継続的に診療する家庭医を上五島病院で目指してみませんか。


新・家庭医医療専門研修プログラム
研修施設の構成 | |
---|---|
基幹病院 | 長崎県上五島病院 |
連携施設 | 長崎県上五島病院附属有川医療センター 長崎県上五島病院附属奈良尾医療センター 小値賀町国民健康保険診療所 長崎県五島中央病院 長崎県対馬病院 長崎県上対馬病院 長崎県壱岐病院 長崎県島原病院 長崎県精神医療センター 独立行政法人国立病院機構 長崎医療センター 長崎大学病院 東京北医療センター 平戸市民病院 串間市民病院 |
協力本土親元病院 | 独立行政法人国立病院機構長崎医療センター |
研修開始時期 |
---|
本研修プログラムは、年度の4月から開始します。 |
研修プログラムの目標、研修方法 |
---|
総合診療専門医としての診療能力(姿勢、知識、技能)を習得するために、研修に格好のフィールドである離島地域において、専門+総合診療を展開している病院(基幹病院、地域病院)と診療所で病院群を構成し、本土親元病院と連携しながら、各科横断的なトータルな診療能力を持った医師を育成します。 1年、2年、3年の3つのコースを設けて研修プログラムを作成しています。研修科目、期間は希望に応じてオーダーメイドなものにできます。 |
専門医・指導医数 | |
---|---|
専門研修指導医 | 2名 |
外科専門医 | 1名 |
整形外科専門医 | 1名 |
消化器病専門医 | 1名 |
研修プログラム定員 |
---|
総定員6名(1学年3名) |
募集定員 |
---|
長崎しまの新・家庭医医療 専門研修プログラム定員 3名 |
具体的な研修内容 |
---|
|
申し込みの流れ
![]() ![]() |
総合診療専門医は日本専門医機構、その他の18基本領域は各学会の WEBサイトにアクセスし、専攻医データベースに自身のデータを入力します。 |
![]() ![]() |
希望する基幹施設の見学などを行い、一次登録の応募先を 決定します。応募は1領域の1プログラムに限ります。 |
![]() ![]() |
プログラムごとに採用試験・面接を実施します。 |
![]() |
A:一次登録合格 ▶ 採用決定 B:一次登録不合格 ▶ 二次登録に応募し、一次登録と同じ続きを行います。 |
専攻医(後期臨床研修医)募集概要 | |
---|---|
応募資格 | 2024年3月までに3年間の一般財団法人日本専門医機構認定、総合診療専門医を取得した者 |
応募要領 |
■応募書類 ①応募申請書1通 ②医師免許(写) 1)応募書類を同封し、書留で郵送 2)応募者本人の宛名を記入し、84円切手を貼った返信用封筒を同封 |
資料提出先 |
---|
〒857-4404 長崎県南松浦郡新上五島町青方郷1549-11 長崎県上五島病院 総務課 臨床研修担当 神浦 清照 TEL : 0959-52-3000(代) FAX : 0959-52-2981 メールアドレス:kounoura@nagasaki-hosp-agency.or.jp |
募集一覧 | |
---|---|
募集名 | 長崎しまの新家庭医療 専門研修プログラム定員 |
研修内容 | 総合診療ならびに内科、小児科、外科、整形外科をベースにした家庭医療専門研修 |
人数 | 3名 |
選考方法 | 書類審査、面接試験(面接日時および場所については、別途通知) |
給与等勤務条件 |
1)身分:長崎県上五島病院(会計年度任用職員) 2)給与:1~3年次月額100万円程度(宿直手当、時間外手当は別) 3)勤務:週5日、1日8時間勤務 4)兼業:不可 5)休暇:夏季休暇4日程度、年末年始休暇6日程度、他に年休年10日まで 6)社会保険の有無公的医療保険:地方共済組合、公的年金保険:厚生年金保険、 労災保険・雇用保険適用:有 7)宿舎の有無:有(家賃月2万円) 8)赴任旅費:負担あり 9)健康管理:健康診断実施(年2回) 10)医師賠償責任保険の適用:個人負担 11)病院外での研修活動、学会への参加:可能(公費出張あり) |
採用期限 | 新専門医制度に準じる |