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患者さんへ

患者さんの権利

患者さんは、生命、身体、人格と価値観が尊重され、医療従事者と相互の信頼関係を保つために、以下の権利を有することを確認します。

1.平等な医療を受ける権利
平等に適切な医療を受ける権利を有します。
2.最善の医療を受ける権利
最善の医療を受け、医師、病院を選択する権利を有します。
3.情報を知る権利
自らの状況を理解するため必要な全ての情報を得る権利を有します。診察行為に関する十分な説明を受ける権利、診療内容の情報開示を求める権利を有します。
4.自己決定の権利
診察計画に自ら参加し、意見を表明し、決定することができる権利を有します。
5.プライバシーの権利
個人情報やプライバシーを守られる権利を有します。
平成17年4月1日 長崎県病院企業団 長崎県上五島病院 院長

宗教上の理由で輸血拒否される方へ

長崎県上五島病院では、宗教上の理由による輸血拒否に対し、「相対的無輸血(※1)」の方針に基づき、以下のごとく対応いたします。

  • 当院では、宗教上の理由で輸血を拒否される患者さんに、可能な限り無輸血治療の努力を行いますが、生命維持のために輸血が必要と医師が判断した場合には、「相対的無輸血」の方針のもと、輸血を実施いたします。その際、輸血同意書が得られない場合でも輸血を実施いたします。
  • 宗教上の理由によって輸血を拒否されている患者さんに生命維持の為に行う輸血の是非に関しては、病院長が全責任を持ち、最終判断を行うことにしています。
  • 信者の方が提示される「免責証書」等、「絶対的無輸血治療(※2)」に同意する文書には、署名はいたしません。院内の「輸血に関する同意書」に基づいて説明し、署名を求めます。その際における患者さん及び家族の方との話し合いや診療状況の記録は、全て診療録に記載します。
  • 以上の方針は、成分輸血療法に限らず生物由来製剤の使用、回収式自己血輸血療法等においても患者さんの意識の有無、年齢にかかわらず適用します。
  • 当院の方針を十分に説明し理解を得る努力をしますが、上記の方針に対してどうしても同意が得られない場合は、他院での治療をお勧めします。
長崎県上五島病院 病院長

※1【相対的無輸血】
患者の意思を尊重して可能な限り無輸血治療に努力するが、生命維持のために輸血が必要であると医師が判断した場合には輸血をするという立場・考え方。

※2【絶対的無輸血】
患者の意思を尊重し、たとえいかなる事態になっても輸血をしないという立場・考え方。

臨床研究に関する情報公開(オプトアウト)

通常、臨床研究は文書もしくは口頭で説明を行い、患者さんからの同意(インフォームド・コンセント)を得て行われます。
これを「オプトイン」といいます。

同意には文書による同意、口頭による同意があり、さらにこれらの同意とは異なりますが、承諾する旨の患者さんの意思表示を認識するための、適切な同意という方法があります。

臨床研究のうち観察研究においては、たとえば患者さんへの侵襲や介入がなく、人体から取得された試料を用いず、診療情報などの情報のみを用いて行う研究については、国が定めた倫理指針に基づき必ずしも対象となる患者さんのお一人ずつから直接同意を得るとはかぎりませんが、研究の目的を含めて、研究の実施についての情報を通知又は公開し、さらに可能な限り拒否の機会を保証することが必要とされています、このような手法を「オプトアウト」といいます。

研究のために自分のデータが使用されることを望まれない方は使用しませんので、各研究の担当までご連絡ください。

現在、当院が行なっている研究でオプトアウトは下記の通りです。

研究課題名 表示
オンラインを用いた双方向性連携を活用した
県内医療施設での糖尿病治療標準化の評価
公開文書

上五島病院、有川医療センター、奈良尾医療センターにおける
電子カルテの利用に関して

利用目的:
患者への医療の提供のため、上記3施設との連携を図り、電子カルテの共有を行います。必要に応じ、医師等への意見・助言を求めたり、照会があった場合は、これに応じます。

  • 患者は、医療機関等が示す利用目的の中で同意しがたいものがある場合には、その事項について、あらかじめ本人の明確な同意を得るように医療機関等に求めることができます
  • 患者が、(1)の意思表示を行わない場合は、公表された利用目的について患者の同意が得られたものとします
  • 同意及び保留は、その後、患者からの申し出により、いつでも変更することが可能です